いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
東京・立川市で、お客様の理想の「アメリカンな暮らし」を二人三脚で形にしている、アカツカ建設の代表・一級建築士 赤塚です🏠
本日は、これから家づくりをご検討されている方、そして現在建築中のお打ち合わせを進めているお客様には必ず知っておいていただきたい、「現在の住宅業界の深刻な状況」についてお話しさせてください。
今週の週明け、パソコンを開いてメールチェックをしたところ、思わず目を疑うような光景が広がっていました。
建材や住宅設備の各メーカーから、「中東情勢の緊迫化に伴う材料の供給停止」「受注制限」「価格改定(値上げ)」のご案内が、一気に何通も届いていたのです。

皆さんもニュースでご覧になったかもしれませんが、大手水回りメーカーの「TOTO」が、お風呂(ユニットバス)などの新規受注を停止するという事態にまで発展しています。 (私たちもこれには本当に驚きました。この状況が続けば、LIXILなど他のメーカーもいつ受注停止になってもおかしくない、非常に緊迫した状況です)
「遠い中東の情勢が、なぜ日本のお風呂に関係あるの?」と思われるかもしれません。
実は、ユニットバスの壁の接着剤や浴槽のコーティング、さらには住宅の断熱材などには「ナフサ」という石油化学原料が不可欠なのですが、中東情勢の悪化でこの供給がストップしてしまっているのです。
この先、建材の価格がどうなっていくのかという不安ももちろんありますが、現場を預かる私たちが一番恐れているのは、価格が上がること以上に「材料が入らなくなり、家づくり自体がストップしてしまうこと」です。
例えば、お風呂やトイレなどの設備機器であれば、最悪の場合「その空間だけ空けておいて、後からモノが届いた時に設置する」という対応も不可能ではありません。
しかし、今回の供給不足はそれだけに留まりません。
壁の中に入れる「断熱材」が入ってこなければ、壁を塞ぐことができず次の工程に進めません。
もっと言えば、木材と木材を繋ぐ「小さな建築金物」が一つなくなるだけで、安全な骨組み(建て方)を作ることができなくなってしまいます。
数年前に木材の価格が高騰し、手に入らなくなった「ウッドショック」がありましたが、現場のリアルな肌感覚としては「今回はウッドショックなんてもんじゃないかもしれない……(;^_^A」と、強い危機感を抱いています。
現在、アカツカ建設では、すでにご契約・着工いただいているお客様のお家づくりに影響が出ないよう、日頃から信頼関係を築いている職人や問屋さんと密に連携し、全力で材料の確保に奔走しております。
これからお家づくりをご検討されるお客様におかれましても、設備選びの際に「希望のメーカーのものがすぐに入らない」「納期に時間がかかる」といったご不便をおかけしてしまう可能性がございます。
状況は日々刻々と変化しておりますので、最新の状況やリスクについては、お打ち合わせの際に【必ず嘘偽りなく、正直に】お伝えし、一緒に最善の策を考えていきたいと思っております。
なんとかこの世界的な混乱が1日でも早く落ち着き、また皆様が心から安心してお家づくりを楽しめる状況に戻ることを、今はただ強く願うばかりです。
不安なニュースが続きますが、アカツカ建設はスタッフ一丸となってこの状況を乗り切ってまいります。引き続き、よろしくお願いいたします!