Works no.25 犬への愛情に溢れたサーファーズスタイルのハウスホテル
八王子には、数々のペットホテルがあります。しかし老犬やハンディキャップのある犬が安心して過ごせるようなホテルは、多くありません。
今回、八王子市諏訪町でアンクルボブハウスがお手伝いしたサーファーズハウススタイルの住まいは、老犬・ハンディキャップのあるワンちゃんをお預かりする、ホテル兼住居です。
「ワンちゃんと飼い主さまの力になりたい」という願いを込めてプランニングされているため、いたるところにワンちゃんに配慮した工夫が凝らされています。
お施主さまの心遣いが伝わる、快適で温かなこのホテルを、どうぞご覧ください。
東京都八王子市 N様邸
- 敷地面積:187.62㎡(56.7坪)
- 延床面積:105.99㎡(32.0坪)
- 竣工年月日:2023年9月
- 1人+犬1匹+猫1匹
History
老犬ホテルの開業される為にお家の建築を計画されたお施主さま。弊社にお電話下さってからすぐ 御来場され、お話をさせて頂きました。購入したかった土地があったのですが、売れてしまい、土地探しからのス
タートでした。
ペットホテルは用途地域に制限があり、数少ない土地の中から、この土地にする! と即決ですぐに ご購入に至りました。
外観は サーファーズハウスタイルではありますが 内部のプランや仕様はすべてワンチャンの事を考えたお家になっています。
「高齢だったりハンディキャップを持ったりするワンちゃんのためのホテルを開きたい」と奮闘されていたお施主さま。お預かりした愛犬たちがゆったり過ごすのにベストな土地と空間づくりを実現でき、とてもご満足いただけた様子でした。
ワンちゃんが快適に過ごせる環境づくりに奮闘し、老犬のケアを学ぶために修行をされたり些細なことでもワンちゃんの安全と健康を最優先したりと、お施主さまはいつでもワンちゃんのことを第一に考えていらっしゃる方です。
たくさんの高齢のワンちゃんやハンディキャップを抱えるワンちゃんを助け、ワンちゃんもそのご家族にもたくさんの笑顔を与える。そんなお施主さまの活躍を、これからも応援しております。
https://pethotel-sunshine.com/
Exterior
Exterior
外観はサーファーズハウススタイルでさわやかに。駐車場スペースも広めに確保し、お客さまが来店時に車を停めやすいようにしています。
外壁のアクセントには白のガルバリウム鋼板を採用しました。落ち着いたグレーの中に白がワンポイントで加わることで、明るい雰囲気に。ナチュラルなデザインの玄関ドアとも相性ばっちりです。
Entrance
Entrance
Exterior
玄関前にはスロープも設置しました。足腰の弱いワンちゃんも歩きやすいように…というお施主さまのご配慮です。
Exterior
Exterior
ポスト周りのブロック塀にはデザイン性を加えました。マリンランプも取り付けて、明るくおしゃれなイメージに。
Entranc hall
玄関ホールは、レジや商品を並べる受付スペースでもあります。ワンちゃんと飼い主さまが離れて過ごす時間を少しでも安心して迎えられるように、ゆったりした雰囲気と温かみのあるデザインを意識しました。
Entranc hall
Living room
リビングの床はワンちゃんが歩きやすいように、滑りにくい素材のタイルを取り入れています。お預かりしたワンちゃんたちに目が行き届くように、キッチンも対面型です。
Living room
Living room
Living room
kitchen
カウンター席はスタッフの食事スペースとして。ワンちゃんが過ごしやすいことを優先し空間づくりをしているため、ダイニングテーブルは置いていません。
お預かりした愛犬たちが伸び伸び過ごせるように、家具をなるべく少なくする工夫をしています。
Living room
kitchen
カウンターテーブルはニッチ状になっているため、奥行きがあります。コンパクトに見えますが、食事をしたり作業をしたりする分には充分なスペースです。
kitchen
kitchen
キッチンはお預かりしたワンちゃんたちの食事を用意するため、コの字型の大きめのデザインを採用しました。薄い木目のデザインで清潔感と温かな雰囲気を演出しています。
kitchen
hall
ワンちゃんたちのゲージ部屋は別室に用意しています。木目のハイドアの先が、その空間です。白がベースの住まいの中で、雰囲気ある木目のドアは、空間のアクセントになっています。
Parts
Pet room
ゲージ部屋は落ち着いた配色の北欧ナチュラルなデザインに。ヘリンボーンの木目が、優しい印象です。窓から入る光も強すぎず、ワンちゃんが心地よく過ごせるように間取りに配慮がされています。
hall
2階ホールは従業員のスペースです。日が優しく入り込む、ほっと落ち着ける空間です。
poach
雨の日でもワンちゃんが外に出られるように、1階には屋根付きのポーチを設置しました。しかし庭部分が極端に狭くなりワンちゃんの外遊びが制限されるのは避けたかったため、ポーチの幅は少し控えめに。
コンパクトなポーチにすることで、日差しがリビングに入りやすくなっている点もポイントです。
poach
garden
庭は天然芝で覆われています。ワンちゃんが自由に駆け回れる広さのある空間です。日差しがたっぷり入る南向きの庭のため、冬でも温かな環境で遊べます。
poach
fence
庭の周りは白いフェンスで覆われているため、道路や隣家に出てしまう心配もありません。ご近所からの視界も遮られるていることから、ワンちゃんのストレスも軽減されるでしょう。
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